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可愛いヒモの育て方。
第17章 媚薬漬け
「ちょっ、やだっ」
「本当は待ってたんでしょう? 仕返しされんの。お待たせしました」
「待ってないわ! ばか!」
麻人は私の手首を片手で抑えながら、部屋の中をキョロキョロと見渡した。ベッドの上に脱ぎ捨てたパーカーを見つけ、それを手に取る。
「これでいっか」
「は?」
何がいいのか。何をされるのかわからず、私は警戒心マックスで麻人を睨み付けた。
「友梨香さんの手を縛る道具」
「あ、ちょっとやめて……っ」
パーカーの袖の部分を私の手首とベッドの柱にぐるりと巻いて、それを縛ってしまう。抵抗虚しく、数秒で拘束されてしまった。
「ほどいてよ!」
「友梨香さんの好きな拘束プレイ」
「好きじゃな……、やっ」
服をまくりあげられ、ブラの中に忍ばせた手で、乳首を軽くつままれた。急に与えられた刺激に、思わずいやらしい声がもれてしまう。
慌てて唇を噛み、声を押し殺した。
麻人は容器の蓋を開け、媚薬を三本の指に掬った。私のブラを上までたくしあげ、私の両胸に塗りたくる。
「あ、ダメだって、そんなのっ」