この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第20章 好転

 それから数日後。麻人からメールがあった。

『こんばんは。友梨香さん、いつ休みですか? 休みの前の日行く』

 私の休みを気にしてくれるなんて珍しい。そう思いながら、返信した。
 私は次は明後日が休みだ。それを伝えると、すぐさま返信がきた。

『じゃあ、明日の夜行きますね』
『りょーかい。十時くらいにおいで』

 確実に家に帰ってこられそうな時間を伝える。
 部屋全体を見渡し、よし、と気合いを入れた。大掃除したばかりだから、そんなには散らかってない。テーブルの上を片付けて、洗濯をまわせば大丈夫かな、なんて考える。
 麻人に会える。それは嬉しい。お母さんのことだってどうなったのか気になるから、報告してほしいと思う。だけど、勢いで告白してしまったのを思い出すと、かなり気恥ずかしかった。
 ちゃんと覚えててくれてるかとか、返事は貰えるかとか、もう一度きちんと告白しなおした方がいいかとか、いろいろと考えてしまう。
 そわそわとした気持ちを抱えたまま、ベッドに入ったせいか、その日はなかなか眠れなかった。
/530ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ