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やめないで
第3章 目覚め
下着を捨てたということは、当然、プリーツスカートの下は何も身に付けていないことになる。

覆われている安心感がなく、解放感が由美を不安にさせる。

決死の覚悟でトイレを出た。


周りには会社や学校へ急ぐ多くの人たち。
まさか由美が何も下着を身につけず、そこに立っているとは思うまい。
しかし、由美にとっては大勢に見られてるのではないかと言う恐怖でしかなかった。

(早くコンビニでパンツ買おう!!)

駅の構内にある小さなコンビニで下着を買う。
運が悪いことにレジの店員は大学生風の若い男の人。
誤魔化すためにジュースやお菓子を一緒に買うも、下着に気付くと顔が赤くなっているのがわかった。
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