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救いには愛の手を
第1章 prologue



「あぁ…ごめんなさいミネアッ…」


「泣かないでお母様…私まで悲しくなってしまいます…」


「すまないミネア、私が不甲斐ないばかりに…お前に辛い思いを…」


「大丈夫ですわお父様、お父様は国王として最良の選択をしただけに過ぎませんもの…」


グリアネス城正門にて
最後の親子の時間を過ごす

この物語の主人公『ミネア』と、両陛下



「ミネア様、そろそろ…」


近くに居た兵がミネアに告げると「えぇ、わかったわ」とだけ言い
ミネアは最愛の両親に、質素なドレスの端を摘まみ
ゆっくりと優雅にお辞儀をして馬車に乗った

涙を見せないよう
下を向いて



馬車の扉が閉まると后は国王の胸にすがり付き
咽び泣いた
国王もまた、涙を見せまいと眉間に皺を寄せた










ミネア・クレメンテ

彼女は
アルカディア帝国へと嫁ぐ


その後の運命を彼女がどのように辿るのか…
誰も知らない…



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