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第4章 sex for you

二人の男から前後に攻められ、
何度も達してイク。

決してキレイな姿ではない。
肉欲を露わにしたメス。

メスになった演技をしなきゃ、
私は壊れてしまうだろう。

何度も人前で裸を晒して、
映像として残している。

ビデオショツプのアダルトコーナーに並ぶ、自分のビデオを見た時、正直、取り返しのつかない事をしたと、自分に対して、後悔と嫌悪でいっぱいになった。


そのお陰で、私はアダルト界で人気女優になった。

仕事が絶えない。
忙しいと感じるようになった。
収入も増え、広いマンションに引っ越し、
それなりのステイタスを味わう。

自分の身なりを気にする事が、出来るお金に恵まれた。


身体を張って、
成功した結果であり、
その見返り。

贅沢な暮らしは、こうして手に入れた。

だから、
どんどんやらしくなって、
見ている人に悦ばれないと、
私じゃなくなる。


「あっ‥‥‥
もっと、虐めて‼︎」



快楽と罪悪感は常に背中合わせだ。



身体を張って生きる女は、
きっと私の様に、心の奥底で自責の念と戦いながら、
生きる術を探しているのではないだろか？