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裸の女神
第5章 肉欲の薔薇
私は司馬の隣に座る。
ドキドキした。

整ったその横顔をみているだけで‥‥

「そのドレス似合っているね」

「有難うございます」

「肌が綺麗に見えるし、
君はスタイルがいい。
その初々しさを汚したくなるね」

「えっ!?」

「司馬君は早速アゲハちゃんが気に入った
みたいだね」

岸田社長はシャンパングラスを傾けながら笑う。
隣でジュリもすまして笑う。

私もシャンパンを一口飲む。
撮影用でノンアルコールの炭酸水なのだが、
頬を赤らめ雰囲気に酔うアゲハを演じる。

「このドレスを脱がしてみたいですね」

「おぉ、司馬君は過激だね」
岸田は大袈裟に笑う。

「社長は気になりませんか?
ドレスの中身が?」
司馬も笑う。

「気になるさ。
男なら。
ただ、わたしは司馬君のように、
イケメンでもなければ、
芸術家でもない。
同じ言葉を言えば、
スケベ変態親父だ。
脇まえてるよ。
いつかはジュリをってね。
下心は隠してるがね」

岸田は上品な受け答えと、
ジュリにも気を遣える紳士な対応だった。

「岸田社長の気品は、
誰よりも魅力的だわ。
そういう大人の男性だから、
私は飽きられない様に努力出来ます」

ジュリになった珠紀も、
気品のある女になる。

不思議な世界だった。
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