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第7章 4 時 間 目 の 屋 上

さっきよりも、深いキス。

甘くあまく 絡まって。




ホイッスルが、さっきよりも遠く聞こえる。



薄く目を開くと、
綺麗に閉じられた彼の目と
後ろに広がる青空が写った。




学校で
しかも、立ち入り禁止の場所で


こんなことをしているわたしに

修斗と付き合わなければ
きっと 絶対 なかった、現実。

不謹慎に胸が高鳴った。





ふと、遠のいていた意識が戻ってきた。


…彼と、目があった。





キスをしながら、見つめ合う。





あまく、あまく、あまく、





過ぎる時間に、ふたりで溺れた。