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蛇神様の花の宴
第3章 穂波と味見
「はぁっ……!」

穂波が熱い息を吐きながら、美鎖の体に覆い被さった。
汗で湿った背中に、優しい口づけを落としていく。

やがて体を起こした穂波が、掠れた声で笑った。

「すごく美味しそうだよ、僕と美鎖のチョコレートミルク」

穂波の指が、ぬかるんだ場所をすくいとる。
美鎖の体がピクリと反応した。

「あ、ん……」

絶頂を迎えたばかりの体は酷く重い。
美鎖は気だるげに吐息を漏らす。
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