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愛 さ れ 襲 わ れ て 逝 け 。
第2章 放課後の教室
口角を上げて私を見るその人。
「あ〜ったく…お前タイミング悪いな〜!」
先輩は頭をクシャクシャかいた。
「後輩だから何だっつーんだよ…」
私の隣でベルトをしめ
机の上であぐらをかいて座る先輩。
「俺は隣の学校の颯也。」
先輩とは反対側の
私の隣の机の上であぐらをかいた。
「あ、優とは幼なじみだよ。君は?」
私の顔を覗き込む颯也と名乗る人。
その瞳はあまりにも澄んでいて
吸い込まれてしまいそうな程だった。