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愛 さ れ 襲 わ れ て 逝 け 。
第3章 親友はライバル

「茜は特別。」
先輩の左手が私の耳にかかる髪をかきあげる。
空いた右手で私の後ろにおろした髪をなでた。
私は無意識に先輩の腰に手をまわして
先輩の肩におでこをつけた。
「…颯也…///」
先輩に赤い顔が見えないように言った。
先輩は手をまわしてきた私に驚いている様だった。
「やっぱり先輩無い方が全然いいや。」
先輩…
いや、颯也は優しく私を抱き返した。
私を思ってくれているようなハグだった。
「ただ…」
先輩はクスッと笑った。

