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第3章 親友はライバル

さん！


機械からカウントダウンが聞こえてくる。

私は両手でピースを作った。


「茜？」


にー！


「ん？」


ついピースした手を下ろして横を見た。


いち！


その瞬間、唇が重なった。


「！」


不意打ちのチュープリが完成してしまった。

驚く私にキスをする颯也が映る。


「ピースとか誰でもできんじゃん？」


颯也は私の腰に手をまわして

私の頭が颯也の胸についた体勢に。