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夢のうた~花のように風のように生きて~
第5章 《花塵》
 あまりの苦悶にもがき、声を上げた。
 次の瞬間、突然、意識が戻った。まだ頭はじんと痺れているようだが、眼はちゃんと見える。だが、眼を開いた刹那、お千香は、これが現(うつつ)のこととは信じられなかった。
 自分は一糸まとわぬ姿で紅絹の布団に転がっていて、その上に定市が乗っていた。両手は上でまとめて縛られている。
「あ―」
 お千香は絶望的な気持ちで定市の顔を見上げた。
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