この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢のうた~花のように風のように生きて~
第5章 《花塵》
 待ちかねたようにお千香の帯を解き、着物をはぎ取ってゆく。荒々しく唇を吸われた時、烈しい吐き気が胃の腑の底からせり上がってきた。
 お千香は定市の逞しい身体を押しのけ、部屋の隅に這っていった。吐き気は依然として治まらず、お千香は涙目になるまで咳き込み続けた。
「どうした?」
 定市が近寄ってきて、お千香の肩に手をかけた。お千香は海老のように背を折り曲げ、ひたすら咳き込み続けている。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ