この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第11章 忘れられない日


「ま、とはいっても実は全部勘だけど♪」

「……翔ちゃん…」

「俺の周りそんな奴らばっかりだな。
どいつもこいつも不器用すぎるんだよ」


白い歯を見せて笑う翔ちゃん。

明るくて陽気で、人を惹きつける何かを持っている。

それだけじゃなくて、落ち着いた一面も兼ね備えているなんて

次男ってこんなに冷静な判断ができるんだな……

私がその笑顔に見惚れていると、翔ちゃんは再び口を開いた。


「……やっぱり沙月だったな」


翔ちゃんは夕陽から私に目線を移して、優しい声で続けた。



「沙月。あいつの仮面剥がしてやってよ。
歪んだ心、治療してやって」

「……!」

「沙月が出来る範囲で構わないから」


莉央と同じ深い瞳で見つめてきて、翔ちゃんは微笑んだ。


「頼むね、俺の初恋の人♡
俺、莉央のことが可愛くて仕方ないんだ」




/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ