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愛すバー
第11章 柏餅
「あっ...」

「あっ!」





同時に目が合い声を上げた。




「頼子さんですか?」




「はい、あなたは淳一さん!」




「はい、赤松淳一です」




一度しか会ってないのに彼の顔立ちはハッキリと覚えていた。




淳一さんは以前会った頃とあまり変わっていなかった。




光代さんに良く似た顔立ちでそれでいて男性の色香が漂う雰囲気を持ち合わせた魅力的な人だ。



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