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愛すバー
第4章 チョコ愛すバー
こうしてダニーとの愛はあっけなく終わりを告げた。
最初の頃こそ憎んで憎んでそれで気持ちを奮い立たせ生きていた。
黒人がみんなダニーに見えて、反吐が出そうになるくらいだった。
だけども今思えば本当に愛していたからこそわざと憎くもうとしていたのかもしれない。
少なくともあの頃決して幸せとは言えない私を幸せな気分にしてくれたのは紛れもなくダニーの愛だった。
目を綴じると今でも浮かぶのはダニーの大きな身体と大きな瞳。
そして真っ白な歯が見える笑顔だけだ。
最初の頃こそ憎んで憎んでそれで気持ちを奮い立たせ生きていた。
黒人がみんなダニーに見えて、反吐が出そうになるくらいだった。
だけども今思えば本当に愛していたからこそわざと憎くもうとしていたのかもしれない。
少なくともあの頃決して幸せとは言えない私を幸せな気分にしてくれたのは紛れもなくダニーの愛だった。
目を綴じると今でも浮かぶのはダニーの大きな身体と大きな瞳。
そして真っ白な歯が見える笑顔だけだ。