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愛すバー
第6章 アズキ愛すバー
部屋には緩んだ縄を膝に乗せ座っている女性ともう一人男性がいた。




二人はペコリと頭を下げた。





「夜分にすみません、伸介です、こいつは民子」





「・・・いえ」





「こいつに縄の縛り方教えてやってるんだが、下手くそでどうにもならん」





男はバツが悪そうに頭をポリポリ掻きながら苦笑いした。





「光代、身体貸せ」





「ええっ?」





淳治は私の浴衣の紐をしゅるりと解き肩から浴衣を落とした。





「いやんっ」





男の前で裸体を見られるのは慣れているが唐突過ぎて羞恥が走り手で前を隠した。













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