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愛すバー
第6章 アズキ愛すバー
「はあ...」




男の厭らしさを感じ自然と吐息が漏れる。




パンっと軽く尻を叩かれビクンとした。




淳治は前に回り、私のみだれ髪を掬い後ろにやってくれる。




「痛かったか?」




「いえ...」




「縄は痛くないか?」




「ええ...痛くない...」




色香の漂う目の奥に優しさを感じ、トクンと胸が鳴った。






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