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第9章 乱された身体

タオルで真純の身体を清める。表も裏も、未だ蠢めく柔らかな入り口の回りも、全て。
拭い切れず新たに溢れる蜜に口付ける。ジュルッと吸って
「ぅん……」
真純が身を捩った。

ヤベ、勃つ……
って、どんだけ盛ってんだよ

でも、正直『どんだけ』でも繋がっていたい。それ位、真純とのセックスは気持ち良い。

挿れただけで持っていかれそうになるとか、今までない。
熱くうねって吸い付いてくる内壁。波打つような締め付けと襞のぜん動。動かそうとしても、絡み付いて離れない。
すげーイイ、極上の身体。
いわゆる名器？身体の相性？

啼き声にそそられる。可愛くて、ずっと聞いていたいと思う。
イクたびに反応が上がり、快感から逃れようと身を捩る腰の動きが最高にエロい。
離せない。

だから、泣かせたと思った。
ヤリ過ぎてる自覚はある……

なぁ、何で泣いたんだ？

柔らかく滑らかな頬。そこに涙の跡はない。スルスルと撫でて、キスをする。

確かに、昨日は余りキスをしなかった。声を聞いていたかったのと、印を刻みたかったのと……
でも、涙の理由はそれだけじゃないような気がする。