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甘く、深く、繋がって
第6章 夢の国
ち、近い……

「可愛いね、真純。俺の運転気に入ってくれたんだ」
耳元で囁かれたテノール。
ゾクゾクしてシュクシュクして、どうにもイタダケナイ私の身体。
「じゃあ次はドライブがてら、ちょっと遠くまで遊びに行こうね」
続く魅力的な誘いにただコクコクと頷いた。

あぁ、ダメ……
私、斎藤さんと……シタイ。

自分で驚いて動きが止まった。

何、シタイって……
嫌いなの。嫌いなのよ?
斎藤さんとはそういう関係になりたくないの。

必死になって取り消そうとしてみても、一度芽吹いた欲はジクジク疼いて自己主張する。

首にキスされただけですごく気持ちが良かった。
あんな風に全身口付けてくれたなら……
同時に触れてくれたなら……

想像するだけで身体が火照る。
お臍の下がキュンと疼く。

ヤ、ダ……

イヤらしい。
こんなの私じゃない。
私は、厭らしくなんかない。

斎藤さんに呆れられちゃう。
はしたない女だって嫌われゃう。
一緒にいられなくなっちゃう……
ヤダ……ヤダ!

気が付いたら斎藤さんの胸に顔を埋めてた。
大きな手が頭を撫でてくれている。

……もしかして、顔に出てた?

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