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甘く、深く、繋がって
第8章 刻む印
途中自分のマンションへ着替えを取りに寄った。斎藤さんに言われて二泊分。

……何で?

斎藤さんの家に着いて早々、荷物ごと脱衣室へ押し込まれてしまった。
「先にお風呂に入っておいで」
それは汚れた身体を洗うよう言われた様で。鈍い痛みを抱えてお風呂に入った。

汚れを全て落としたくて、時間をかけて身体を洗う。足の先から頭の上まで全身隈無く洗って、湯船に浸かる。ワンルームマンションのうちと違い脚を伸ばしてゆったり出来るけど、やることがなくなると頭に浮かぶのは自分の失態で……
はぁっとため息が吐いて出た。

してしまった事は取り消せない。もう二度と斎藤さん以外の男の人とは出掛けない。

……黒田さんがあんな事してくると思わなかった。この前皆でランチを食べた時はもしかして助けてくれたのかなって思ったのに……怖かった。
もう、会いたくない。

口まで沈んでブクブクと息を吐く。

明日休みたいけど、今日の仕事も残ってるし……午後早退しようかな。
でもそれで明日は逃れられても、黒田さんの席は隣……
どうしたら良い?

難しい問題にまたブクブクと息を吐いた。
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