この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
妄想短編
第3章 ガタンゴトン≪痴漢≫
―雨降りそうだなあ―
柚子は窓の外の風景を眺めながら
そう心の中で呟く
ボーとしていた柚子の表情が
いきなり強ばった!
顔を赤らめうつ向く柚子…
―痴漢だ!ど…どうしよう―
何者かの手がスカートの上から柚子のお尻を撫でている
「や…やめて」
叫ぶつもりが恐怖で声が出ない
小さな柚子の訴えは電車の揺れる音にかき消された
泣きそうになりながらも その手から逃れようとお尻を左右に動かす
「あれ?誘ってんの?」
後ろから男の囁きが聞こえる
―ち!違う!―
逃げようとお尻を動かしたことが逆効果となり余計に欲情した男はスカートの中に手をくぐらさた。
柚子は窓の外の風景を眺めながら
そう心の中で呟く
ボーとしていた柚子の表情が
いきなり強ばった!
顔を赤らめうつ向く柚子…
―痴漢だ!ど…どうしよう―
何者かの手がスカートの上から柚子のお尻を撫でている
「や…やめて」
叫ぶつもりが恐怖で声が出ない
小さな柚子の訴えは電車の揺れる音にかき消された
泣きそうになりながらも その手から逃れようとお尻を左右に動かす
「あれ?誘ってんの?」
後ろから男の囁きが聞こえる
―ち!違う!―
逃げようとお尻を動かしたことが逆効果となり余計に欲情した男はスカートの中に手をくぐらさた。