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NEXT 【完結】
第78章 lato Ryota in Italia
吸い込まれるように近付いて、その唇に舌を這わせる。

「んっ...んふっ...」

舌を絡めながら、ナカに差し入れたままの指をゆっくり動かし始めようとした時。

張り詰めた羚汰のモノに、柔らかな刺激が加わる。

「っ...」

稜の手が、パンツの中で最大限に大きくなった場所に手を添わせている。

「...私も、したい...」

潤んだ瞳でそう囁かれて、指をゆっくり往復させる。
たったそれだけのコトで、もう出てきそうだ。

付き合い始めたころは、ぎこちなかった稜だが。
半年ちょいの間に、随分上達した。

舌遣いはまだ上手いとまではいかないが。
あの指と唇に包まれて、それでこちらを見上げられたら、もう...。

何度も何度も見直したビデオたちの中に、そのシーンだけが欠けていて。
というのも、自分の分身のアップ映像なんか見る気持ちになれないと思ったからだ。
イタリアに来てから、撮らなかったことをどれだけ後悔したかわからない。

して欲しい気持ちは大きい。
だけど、昨日よりはマシかもしれないけど、今稜に咥えられたらきっとスグ果ててしまう。

どうしたものか、考えを巡らせていると。

ボクサーパンツの上でゆったり蠢いていた稜の指が、中に入ってきた。

羚汰の表情を伺いながら深く差し入れて、手を動かす。

「うっ、稜っ」

負けじと羚汰も、ナカの指にグイッと力を加える。

「...あ...ふ...」

「ん...」

しばらく見つめあったまま、互いの中心で手を動かす。

根比べのようなその動きは、どちらともなく速さを増して。

どちらともなく舌を絡ませる。

「ね...だめ...?」

「一緒になら。...する?」

一緒にすると、必ず稜が負ける。
だから、ホントたまーにしかしない。
きっと稜は嫌がる。
それが分かっていて羚汰が提案する。

いつもなら断ると思ったのに、稜は頷いた。

驚いていると、稜から素早く動いてその体勢になる。

ボクサーパンツをずらされて飛び出したものに、舌を絡ませる。

「うっ...」

声と一緒に、先っぽから出そうになって堪える。
じんわり出たそれを、稜が美味しそうに啜っている。

羚汰が誤魔化すように、近くにあった稜のお尻を近づけるべく、太ももを引き寄せる。
稜の太ももの間に顔を寄せた。

あの匂いに包まれて、羚汰も口に含むように舌を這わせる。
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