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第25章 ジェラシー
「すごっ」

蜜に溢れたナカに、羚汰の指が吸い込まれてゆく。

「んっ」

羚汰の指がゆっくり入り口辺りを往復する。

「ヤバイ。ナカ、超気持ちイイ」


煩わしくなったのか、羚汰が一度指を抜き、ショーツを脱がせる。

稜の足を大きく広げさせ、蜜穴に指を入れると同時に、舌も近づける。

「ぁあんっ、それダメっ」

指を出し入れするたびに、ナカの蜜が溢れてこぼれてゆく。

それを舌で啜るように絡め取る。

「...っはあんっ」

出し入れしていた指をそっと抜き取ると、そこへ舌先を差し入れナカを味わう。

「んぁあっ、ふぁあんっ」

稜が体をねじって足を閉じようとする太腿を両手でがっつり掴んで広げると、稜がもっとも好きなそこへ大きく吸い付く。
ぷっくり半分ほど姿を現しているそこを指先でめくると、優しく舌で舐め上げる。

「はああっんっ!!そこぉっ、あんっ、気持ちいいっんっ」

稜の体が跳ねるように激しく悶える。

羚汰があらゆる方法でそこを攻め立てると、稜は嬌声をあげ始める。

「ぁあっ、っああんっ、はあっん、...んあっ」

稜の反応を見ながらも、羚汰の攻めは止まない。

「りょうったぁあっ、...もうっ、もうううっんっ」

「いいよ。イカしたげる」

舌で愛撫を続けたまま、指をもう一度蜜穴に差し入れナカでぐいっっと押えるようにして刺激を与える。

「...んはぁっ、ああっ...んっ!!!」

稜の体が小さく震えて、その時を迎えた。



「めっちゃびしょびしょなんだけど」

手首までしっかりと濡れたその手に舌を這わせながら、羚汰が起き上がってくる。

全身で息をする稜の口に、その指先を入れる。

「んっ...。はぁっ...しょっぱい」

「うっわぁ、エッロ!!」

指を入れたままの稜の口に舌を近づけ、絡ませる。

「はぁっ、...羚汰っ」

「ん、ちょっと待って。なんか今日の稜、せっかちだね」

「だってっ...」

ベッド縁に足を下ろして腰を掛け、下の引き出しからゴムを取り出し素早く装着する。
待ちきれない稜は、その背中に覆いかぶさるようにして抱き着いている。

「ねえ、座って挿れてみる?」

「そんなっ...」


「...おいで」
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