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第5章 女子会
「麻衣、思ったんですけどぉ。呼び方じゃないですか?“高崎さん”って呼んでるでしょ。あれがよくないんじゃないかなぁ?」

「確かに! ...でも、名前に“さん”や“ちゃん”は嫌なんですよね?」

稜は、深く頷いた。

「なんかいい呼び方ないかな~」

「名前を変化させてぇ。“りーちゃん”?“りっちゃん”??」

「“りょりょちゃん”“りょーたん”...男の子みたいですねぇ」

「苗字をもじって、“たかちゃん”??...うーん“さきちゃん”??」

みんな、お酒がまだまだ残っているのだろうか。
呼び方で、真剣に悩んでいる。
その姿が稜は嬉しかった。

「友だちにはなんて呼ばれてるんですか?」

「“りょう”って呼ばれてるよ」

「みんな呼び捨て?うーん流石にウチらは呼び捨て出来ないしなあ~」

「全然関係ないのにしちゃいますか?...“リボンちゃん”とか」

稜は声に出して笑ってしまった。

「何それ~!!」

「だって、今着てるから」

稜は、肩の所にリボンのついた綿ニットを着ていた。
稜とリボンというのが、あまりにもマッチしないので、4人で大爆笑である。

「“ラッテちゃん”!!カフェラテよく飲んでるから!」

「じゃあじゃあ、“ホワイティ”は?スマホが白いから!」

誰かが提案する度に爆笑を繰り返し、また腹筋が崩壊しそうである。

そのまま呼び名が決らず、盛り上がるだけ盛り上がって、4時ごろまでファミレスに居座った。
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