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NEXT 【完結】
第1章 音
律動的な喘ぎ声にあわせて壁の振動音もしはじめた。

ワザとらしい、と気付いた頃から
段々冷静になってくるのを、稜は感じた。

恐らく、701号室の住人は、
それまであった場所から、
何故か稜が寝ている壁を隔てたすぐ向こうにベッドを移動させ、
そこで思いっきりヤリ出した。。。

稜は、その事に気づいてげんなりする。

稜のベッドは、下が収納になっていて、
今すぐは動かせそうにない。

深いため息をつく。

幸い晩夏でまだ暑い季節。
タオルケットを布団から引き釣りだし、
取り敢えずテーブルもよけて
ワンルームの部屋の中央に移動して寝ることにした。

それでもまだ声が聞こえるので、
iPodを取り出し、イヤホンをして、大好きなロックをかけるー。

やっと聞こえなくなった。
自分の心臓の音がまだ幾分か聞こえる気がするが、
大好きなロックを聞いているからだと言い聞かせながら、
固く目をつぶった。
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