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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第12章 VS 太基

「そうですね、いつも必死かも。時間がいくらあっても足りないなって思います」
周くんはあんまり気にしていないらしい。
もしかして気付いていないのかな。
「太基さん、幼稚園の先生なんでしたっけ? 車の中でも曲流してるんですね」
「幼児シュミとか思った?」
「いえ、移動中に覚えてるんだな、と思って。さっき乗る時、子供の本が見えちゃって、勉強家なんだなー、と」
「えっ? いや、まぁ、俺、こうでもしないと物覚え悪いから」
タイ兄がしどろもどろになる。
周くんはあんまり気にしていないらしい。
もしかして気付いていないのかな。
「太基さん、幼稚園の先生なんでしたっけ? 車の中でも曲流してるんですね」
「幼児シュミとか思った?」
「いえ、移動中に覚えてるんだな、と思って。さっき乗る時、子供の本が見えちゃって、勉強家なんだなー、と」
「えっ? いや、まぁ、俺、こうでもしないと物覚え悪いから」
タイ兄がしどろもどろになる。

