パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第25章 後夜祭

俺は廊下に出てケータイを開いた。

『奈緒姫、一緒にまわろ？　今、どこ？』

だけど、いくら待っても返事がない。

あれ、奈緒姫、ケータイ忘れたのかな。
俺のこと探してるなら、行き違いになっちゃまずいよな。

俺は生徒会室で待つことにした。

奈緒姫は何度かここに来ているし、さっき同じクラスの子を振ったばかりなので、自分の教室には行きづらい。

生徒会室はがらんとしている。
みんな忙しく動き回っているんだろう。