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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第25章 後夜祭

ぼんやりそんなことを考えながら、俺は自分の無力さを噛み締めていた。
隣で奈緒姫が泣いているのに、何も出来ない。
彼氏失格かもしれない。
俺の肩に、奈緒姫が頭を乗せてきた。
びくっとなって横を向くが、奈緒姫は体をくっつけたままじっとしている。
え、何これ?
奈緒姫がこんな大胆なことをするって珍しい。
髪の毛からはいつもの甘い匂いがしてくる。
クラスTシャツの胸元が大きく膨らんでいるのが見えた。
ごくり、と唾を飲む。
やばい、俺、こんな時に欲情してる場合じゃ……。
隣で奈緒姫が泣いているのに、何も出来ない。
彼氏失格かもしれない。
俺の肩に、奈緒姫が頭を乗せてきた。
びくっとなって横を向くが、奈緒姫は体をくっつけたままじっとしている。
え、何これ?
奈緒姫がこんな大胆なことをするって珍しい。
髪の毛からはいつもの甘い匂いがしてくる。
クラスTシャツの胸元が大きく膨らんでいるのが見えた。
ごくり、と唾を飲む。
やばい、俺、こんな時に欲情してる場合じゃ……。

