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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第26章 家で
文化祭も後夜祭も、周くんとはまわれなかった。

だけど、もっとすごいことをしてしまった。

私、ズルい。

周くんが告白されてるのを見て、焦ったんだ。
他の人に取られたくないって思ったら、急に周くんと大人っぽいことがしたくなった。

まるで、体を使って繋ぎ止めるみたいに。

待って欲しい時は、お兄ちゃんたちを言い訳にした。
不安になったら、慌てて誘惑した。

自分の都合で、周くんを振り回して。
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