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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第26章 家で
周くんが来るのはお昼過ぎだ。

マドレーヌを焼いていると、タイ兄がウキウキしながら話しかけてきた。

「ねぇ、奈緒姫。周くんってどんなゲームが好きかな」

リビングには家庭用の据え置き機がしっかり準備されている。

タイ兄、いつからそんなに周くんのこと好きになったんだろう。
周くんは私に会いに来るのであって、タイ兄と遊びに来るわけじゃないんだけど。
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