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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第26章 家で
「ごめん。俺って、すげー重いかも……初めての前に、こういう話するとか……」
周くんの声が震えている。
ホントのホントのホントに、真面目に考えて言ってくれたんだ。
「私もすごく重い女かもしれないですよ?」
周くんが告白された時、わき上がってきたあの黒い感情を思い出す。
これから先も、周くんを独り占めしたくて嫉妬しちゃうかもしれない。
「じゃあ、お互い似た者同士ってことか」
「そうですね」
笑い合って、ちゅっ、と軽いキスをした。