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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第32章 噛み痕

最終的に、周くんは門限ぎりぎりまで私を離してくれなかった。
たくさんの噛み痕が私を染め上げて、ちょっと猟奇的だった。
後日、修学旅行から帰ってきた周くんは、小さな白い狐のマスコットがついたキーホルダーをくれた。
お土産だそうだ。
その狐にはさっそく家の鍵をくっつけた。
花火大会の射的でもらったストラップも、すでに私のスマホにぶら下がっている。
これから先も、こうやって周くんのものが増えていくのかな。
そう思ったら、何だか胸がきゅんとした。
たくさんの噛み痕が私を染め上げて、ちょっと猟奇的だった。
後日、修学旅行から帰ってきた周くんは、小さな白い狐のマスコットがついたキーホルダーをくれた。
お土産だそうだ。
その狐にはさっそく家の鍵をくっつけた。
花火大会の射的でもらったストラップも、すでに私のスマホにぶら下がっている。
これから先も、こうやって周くんのものが増えていくのかな。
そう思ったら、何だか胸がきゅんとした。

