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第36章 お墓参り

今日は両親の命日だった。

平日だったので、シフトの入っていなかったカズ兄とお墓参りに行く。
他のお兄ちゃんたちは週末に行くらしい。

タイ兄から借りたミニバンをカズ兄が運転する。

後部座席には周くんも座っていた。
予定が合うなら、とカズ兄から声をかけたのだ。

周くんには私からもお願いして来てもらった。
今私が付き合っている人を、お父さんとお母さんにも見てほしかったからだ。