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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第38章 お口で
握ったまま、幹の部分を上下にさすってみる。
力加減はこれでいいのかな。

「もっと、強い方がいい……?」

「ん……」

密やかな返事。

周くんが私の声を聞きたいって思う気持ちがよくわかる。
だって、感じてる時の声って胸が苦しくなっちゃうよ。

先っぽの方が濡れてきたかも。
ちゅう、と吸い付くと、周くんが息を飲む気配がした。
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