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第38章 お口で

「だから、無理しなくていいって……」

私の頭を撫でる周くんの手が優しい。

「だ、だって、周くんにも、気持ち良くなって欲しいし……」

もう一回、口を開ける。

やっぱり奥までは飲み込めない。
先っぽの方だけ、あむあむと唇で挟むようにする。

んー、上手くいかないな。
舌をチロチロさせる方がいいかな。

そうだ、手も動かさないと。
周くんも、いつも両手でも口でもいっぱいしてくれるし。