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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第41章 家族

一息ついて、まだ鼻をすすっている母親と話をした。
昨日、俺がいなくなったことに気づいて、しばらくは父親と探し回っていたらしい。
そこに綾希さんから連絡があって、俺が奈緒姫と一緒にいることがわかった。
その時点で父親は帰らせたそうだ。
人の家でこんな話をするのもどうなんだろうと思うけれど、母親と二人っきりよりは気が楽だ。
邪魔にならない程度に、綾希さんや太基さんが相づちを打ったり、会話を促したりしてくれる。
「もうあんたに迷惑はかけないように、忠臣にはきつく言っておいたから! あんたも父親に会いたくなったらちゃんと言いなさいよね! 私、別に反対なんてしないし!」
昨日、俺がいなくなったことに気づいて、しばらくは父親と探し回っていたらしい。
そこに綾希さんから連絡があって、俺が奈緒姫と一緒にいることがわかった。
その時点で父親は帰らせたそうだ。
人の家でこんな話をするのもどうなんだろうと思うけれど、母親と二人っきりよりは気が楽だ。
邪魔にならない程度に、綾希さんや太基さんが相づちを打ったり、会話を促したりしてくれる。
「もうあんたに迷惑はかけないように、忠臣にはきつく言っておいたから! あんたも父親に会いたくなったらちゃんと言いなさいよね! 私、別に反対なんてしないし!」

