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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第41章 家族
「あ、でも俺、綾希さんは父親っていうよりお兄さんのイメージが強いかも」

今まで奈緒姫のお兄さんとして接していたし、父親と呼ぶには歳も近すぎる。

綾希さんがにっこり笑う。

「いいよ、それで。僕も周くんのことは、息子っていうより、弟みたいなものだと思ってるから」

うん、やっぱりそうだよな。
その方がしっくりくる。

「俺も俺も! 周くんのことは弟だって思ってるよ」

太基さんも笑いながらピースをする。
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