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少年悪魔
第12章 刻印
「さっきと言ってることが違うんじゃない?もう悪魔は手出し出来ないって…」
「うん。だからそれは気配が定着したらの話。今の繭は悪魔の気配が移ってるけど、僕から離れたら一時的に薄くなったり、ぼやけたりするから、その隙を突かれたら、危ないっていう状態なんだよ。ただ今までみたいに自然に気配が薄れることがないのが、仮マーキングとの違いかな。…って、解る?」
「…なんとなく。でも、それなら定着するのはいつ?時間がかかるの?」
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