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少年悪魔
第7章 宣戦布告か報告か
「お。ハル、お帰り」
「…ただいま。レイ、何でいるの。鍵は?」
「おばさんがさっきまでいたよ。もうパート行っちゃったけど」
ポリポリと、スナック菓子を咀嚼する音を立てながら礼也が答えた。
「…ああ、そうだ。今日繭ちゃんに会ったんだけどさ、あの子面白いね」
薄笑いを浮かべて話す礼也を遥斗が睨みつける。
「……繭の悪魔の気配を濃くしたの、やっぱりレイだったんだね。僕、近寄るなって言ったはずなんだけど」
「言われたけど、それで会うかどうか判断するのは俺だよね。で、会いたいから会ったんだけどさぁ」
「…ただいま。レイ、何でいるの。鍵は?」
「おばさんがさっきまでいたよ。もうパート行っちゃったけど」
ポリポリと、スナック菓子を咀嚼する音を立てながら礼也が答えた。
「…ああ、そうだ。今日繭ちゃんに会ったんだけどさ、あの子面白いね」
薄笑いを浮かべて話す礼也を遥斗が睨みつける。
「……繭の悪魔の気配を濃くしたの、やっぱりレイだったんだね。僕、近寄るなって言ったはずなんだけど」
「言われたけど、それで会うかどうか判断するのは俺だよね。で、会いたいから会ったんだけどさぁ」