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少年悪魔
第8章 デート
繭が今まで遥斗にされていたマーキングが仮のものだと知って、約一ヶ月が経った。
一週間に一度、繭は人の気配のないゼミ室の中で、遥斗から仮マーキングとしてキスを受けている。
ただ、そのキスは唇と唇が重なるだけというものではなく、互いの口腔を犯し合う、濃厚なものであった。
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