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第9章 高校２年・一学期　

無呼吸になり悶絶する、ななみ。

「うッ！」

漸く達也がイった。

時間にすると１０秒ほどだったが
これほど長い１０秒はなかったかも
知れない。

ベッドの縁に体を預けて
気持ちが収まるのを待つ。

達「ななみ、ななみ、」

名前を呼ばれるが応えられない。

な「はぁ、はぁ、はぁ～～。。。
はぁ、はぁ、はぁ。。。ヤバい。
ヤバいよ」

達「何が？」

な「前にイった時も凄いと思ったけど、
これヤバい。」

達「・・・・。」

達也には分からない感覚だ。