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幼馴染
第10章 2年夏休み
切りたての髪を靡かせながら
颯爽と自転車を走らせる、
ななみ。

頭が軽い!

幸いにも途中で知り合いには
会う事はなかった。

達也からの連絡では
右から3つ目の部屋。

そこの駐車スペースに入り
自転車を停めてシートを引いて
フックをかける。こ

れで外からは見えない。

ドアを開けて中に入り階段を上がりる。

部屋の入口のドアの前で
大きく深呼吸をした。

気配で、ななみがドアの向こうに
居るのをが達也にも分かった。

ドアをノックする。

「ななみ?」
也の声。

安心感と期待が広がる。

「うん♪」

いよいよボブのお披露目だ。
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