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第10章 ２年夏休み

な「私、八方美人なところあるから、
あまりキツくは言えないのよね～。
後で気まずくなるのも嫌だしね」

達「まぁ～、ななみが
フリーにしているからかもなぁ～、
表向きには」

な「じゃ～、公表する？
私たちが付き合ってるって事を」

達「うん、そろそろ
考えた方が良いかも。でも、
色々と詮索されるぜ。
それがウザい」

な「うん、分かるわ。
私は告られる方がまだ
マシだしね～」

達「どうして？」

な「告られたら断れば大抵は
それでお仕舞だもん。でも
詮索はいつまでも続くから～」