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第10章 ２年夏休み

な「また、入れてくれる？」

達「もちろん！」

笑い合う二人。

ななみがトイレに行くと達也も付いて来た。

な「なによ」

達「出て来るところが見たい！」

胸をグーで思い切り殴って
な「変態！」

達「変態で結構」

な「バカ～、あっち行ってよ！」

達「どうして？」

「恥ずかしいじゃない！」

達「俺の分身だぜ。
見届ける義務があると思う」

な「今の言葉、いい～♪」

達「え？」

な「普通は『見る権利』って言うよね。
でも『義務』か～。
なるほどね。
気に入った！
見せてあげる♪」

達「ヤッター！」

訳が判らないが見られる事を
素直に喜ぶ達也。