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異世界のイケメンに脱童貞させてくれとお願いされている
第6章 ご卒業おめでとうございます
 

「女神様……」

 ちゅ、ちゅ、と軽いキスが降ってきた。のぼせた体に心地よい、優しい刺激。

 ユーグがゆっくりと自身を引き抜く。わたしは体を震わせた。散々擦られ、抉られた場所が熱い。

 引き抜かれたユーグの男性器は、いやらしく濡れて光っていた。いけないものでも見てしまった気になって、慌てて目をそらす。でも一瞬で焼き付いてしまった光景はなかなか消えてくれない。

 まだ大きいみたいだけど、少し経ったら縮むのかな。もう二回も出したんだし、さすがに満足したよね?

「女神様、今度は違う体位を試してみてもよろしいですか?」

 ところがユーグは晴れやかな笑顔で言った。

 さすが夢の中の人物ですね! 精力絶倫ってやつですね!

 ユーグは可愛い顔して照れているが、言っていることは全然可愛くない。

 まぁいいか。わたしもまだ中でいけてないし。

「あ、あんまり激しくしないでね?」

「はい!」

 
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