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第1章 捕獲

「マジかよ……」と言いながら岡田はパンツに手をかける。
鋭くて冷たい由香里の視線に晒されながら脱ぐのは激しい羞恥を伴った。

「ほらよ!!」

喧嘩っぱやくて反抗的な岡田らしく勢いよく最後の一枚を脱ぎ捨てたが、恥ずかしくて顔は斜め下の床を見詰めていた。

「こっちを向きなさい」

由香里に言われて顔をあげた瞬間----

カシャッ……

シャッターを切る電子音が聞こえた。