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第7章 旅行又は逃避行

キスだけで由香里は感じ始めていた。
体の奥が熱くて、モゾっと腰を動かしてしまう。

「お風呂、行こっか？」

長いキスの果て。
由香里は照れ臭そうに笑った。

「そうだな。行こう……」

旅館にも温泉はあるのだがせっかくなので二人は外湯巡りに出掛けることにした。

「着替えさせて……」

由香里は微笑みながら岡田の前に立つ。

「だからキャラ変わりすぎだから……」

笑いながら岡田は由香里の服を脱がせていく。