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第1章 捕獲

「ちょっ!?　ま、待てよっ!!」
「仕方ないでしょ？　さすがにこれは見逃す訳にはいかないわ」

拘束していた手首をぎりっと絞めると岡田は痛感で眉を歪ませ、小さく呻く。

キリッとした眉の割にまだ幼さが残る顔立ち。
生意気な割に意外と照れ屋なところ。
ツンツンとさせたショートヘア。

すべてが由香里のストライクゾーンど真ん中の男の子だった。

苦しむ顔が更にゾクゾクと興奮させられる。