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金の月銀の月
第3章 Mellowkiss
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いつもの朝がやってきた。
娘の璃子のお弁当を作り、起こし、朝食を出し、見送る。
そして、夫を起こし、朝食を出し、見送る。
そして自分の朝食を食べ、家事をする…。
その日も二人を見送り、朝食を終えた。
洗濯をしようと、洗濯物を仕分けていると
夫の雅之のシャツから夫の加齢臭以外の匂いがした。
ワイシャツには、薄っすらとファンデーションがついていた。
深くため息をつき、雅之の物だけ洗濯機に入れ
洗濯物が回る様子を暫く見つめていた。
そして自分の指を見つめながら、夕べの事を思い出していた。
一真の唇のやわらかさ、舌の動きを思い出すとまた
濡れてくるのを感じてしまう。
「ああ…私、どうかしちゃったわ…」
ため息をつき
娘の汚れた靴下をゴシゴシと手洗いを始めた。
するとスマホのメールの着信音が鳴り
ちらっとをやると一真からのメールだった。
美枝子は急いで手を洗い、手を拭いて
スマホを手に取った。
『昨夜は、とても楽しかったです。また、来て下さい。待っています。』
短いメールだったが美枝子は嬉しかった。
喫茶店は朝早くから開店しており、
一真はもう、仕事をしている時間なんだと思った。
一真を想うとキュンとして、恋しくなっていた。
そして、すぐに返信をした。
『こちらこそ素敵な時間をありがとうございました。また、お邪魔させて下さいね❤︎』
本当は今からでも、一真のところに行きたい美枝子だった。
娘の璃子のお弁当を作り、起こし、朝食を出し、見送る。
そして、夫を起こし、朝食を出し、見送る。
そして自分の朝食を食べ、家事をする…。
その日も二人を見送り、朝食を終えた。
洗濯をしようと、洗濯物を仕分けていると
夫の雅之のシャツから夫の加齢臭以外の匂いがした。
ワイシャツには、薄っすらとファンデーションがついていた。
深くため息をつき、雅之の物だけ洗濯機に入れ
洗濯物が回る様子を暫く見つめていた。
そして自分の指を見つめながら、夕べの事を思い出していた。
一真の唇のやわらかさ、舌の動きを思い出すとまた
濡れてくるのを感じてしまう。
「ああ…私、どうかしちゃったわ…」
ため息をつき
娘の汚れた靴下をゴシゴシと手洗いを始めた。
するとスマホのメールの着信音が鳴り
ちらっとをやると一真からのメールだった。
美枝子は急いで手を洗い、手を拭いて
スマホを手に取った。
『昨夜は、とても楽しかったです。また、来て下さい。待っています。』
短いメールだったが美枝子は嬉しかった。
喫茶店は朝早くから開店しており、
一真はもう、仕事をしている時間なんだと思った。
一真を想うとキュンとして、恋しくなっていた。
そして、すぐに返信をした。
『こちらこそ素敵な時間をありがとうございました。また、お邪魔させて下さいね❤︎』
本当は今からでも、一真のところに行きたい美枝子だった。
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